膣前庭炎（誘発性膣前庭炎）

診療時間	月	火	水	木	金	土	日	祝
9:30〜12:15	●	●	／	●	●	●	／	／
15:15〜18:00	●	●	／	●	●	／	／	／

膣前庭炎は膣の入り口周辺（前庭部）が炎症を起こし、性交時などに強い痛みを感じる疾患です。
膣前庭部（小陰唇と処女膜の間）は本来やわらかで触れても痛みがないはずの場所ですが、触れるだけで鋭い痛みや灼熱感が走り、慢性的にヒリヒリ・刺すような痛みを感じます。
性交時だけでなく、タンポンの挿入時や自転車にまたがった時、座っただけで痛みを引き起こすこともあります。
放置すると性生活が困難になる場合もあります。

原因は未だ明らかではありませんが、神経過敏化、過去の膣炎（例えばカンジダなど）、ホルモンバランス変化、骨盤底筋の異常、アレルギー反応、ストレスなどの複合的要因が関与すると考えられています。
当院では、症状を的確に診断し、根本改善を目指す外科的治療メインに行っています。

こんなお悩みにオススメ

性行痛が強く、性行為が困難になっている
綿棒を触れただけで痛みがある
タンポンの挿入や長時間の座位で痛みが生じる
いくつかの病院で「異常なし」と言われたが痛みが続く
心理的負担も大きく、改善を望んでいる

当院のこだわり

形成外科専門医 × 20年以上の婦人科形成経験をもつ女性医師が診療

膣前庭炎は、非常にデリケートな部位であるうえ、原因が多岐にわたり診断が難しい疾患です。形成外科専門医として、かつ婦人科形成で20年以上の経験を持つ女性医師が、解剖学的・機能的観点から丁寧に診察します。

性行痛解決へしっかり伴走

原因の見落としがちな慢性痛も含めて総合的にアプローチ

症例数が多く、独自の改善実績多数

豊富な臨床経験に基づく治療プラン

完治までの患者様負担にも配慮

初回診察から完治までに複数回治療が必要な場合、割引制度を適用し継続しやすい環境を整えています

PRICE

料金

膣前庭炎

全周性

通常価格 440,000円

モニター価格 330,000円

部分

通常価格 330,000円

モニター価格 220,000円

※表示価格は全て税込みです

施術情報

膣前庭炎治療（膣前庭部疼痛粘膜切除術）

継続的な膣前庭部の痛みに対し、外科的切除し根治を目指す。

施術時間	30~60分
推奨頻度	症状・治療内容に応じ定期通院

副作用・リスク

一時的な痛み・赤み・腫れ
内出血・出血
感染
感覚異常
痛みの残存
再発・再手術の必要な場合あり（非手術療法よりは再発率が格段に低い）

禁忌事項

妊娠中
外陰部の感染
重度の血液凝固障害

Q&A

よくあるご質問

どのくらいで痛みが改善しますか？

軽症例では1回で改善することが多いですが、重度・慢性化している場合は複数回の治療が必要です。
他院で異常なしと言われましたが、相談できますか？

はい。見逃されやすい痛みの病態です。当院では根治的外科手術を行っています。
心理的ストレスもありますが、それも相談できますか？

はい。心身のバランスも重要と考え、心理的サポートも行っています。
外見は変わりますか？

主に機能改善を目的としますので外見は変わりません。必要に応じて同時に外見を整える手術（処女膜切開、処女膜強靭症手術、小陰唇縮小、副皮切除、大陰唇縮小など）も可能です。
性交はいつから可能ですか？

痛みや炎症が完全に治まってから再開を推奨します。1ヶ月後が目安です。
保険は使えますか？

本外科手術は保険適用外となります。

FLOW

施術までの流れ

01

診察

膣前庭疼痛粘膜切除術の経験豊富な女性医師が、痛みの性質と発生部位を詳細に確認・特定し、症状と生活状況に合わせた段階的治療プランを提示します。
02

施術

膣前庭を消毒し、局所麻酔下に原因部位を丁寧に切除します。
03

施術後

切除部に軟膏塗布し、ガーゼを当てて終了です。
04

術直後診察

術後、出血がないかや麻酔の醒め具合を確認します。術後の内服薬をお受け取り頂いてご帰宅です。
05

術後

2週間はナプキンをつけて過ごしていただきます。
当日から歩行・軽い日常生活が可能。
性交は1ヶ月控えていただきます。
06

定期診察

モニターの方は１・３・６か月後の定期健診を行います。
モニターでない方も術後2週間〜4週間で経過確認をします。
経過を評価しながら通院を継続します。
割引制度が利用可能です。